リアリティ(本格度)が上がるほど複雑になるのが設定関係。シムになるとリアルを再現するわけだからパラメータが増えるのも当然のことで、そうなるとコントローラーの設定がやっかいなことになる。
ということでレースゲーによく出てくる設定関係
ステアリング・デッドゾーン、ステアリングスピード、ステアリング感度 etc
結局分かったのは大きな分類として”デッドゾーン”と”感度 or スピード”これにガンマが追加される事が分かり、つまりはこれが分かれば複雑多岐に渡る設定はシンプルに理解できるということだ
・デッドゾーン:遊び_
→入力が有効になるまでのマージン、ノイズやミスタッチによる誤動作対策
・感度 or スピード:倍率
→入力信号の増幅率 例えばハンドルを切ったときにどれだけ曲がるか
・ガンマ:補正。ガンマ特性やガンマカーブから来たと思われる
→例えば ちょっとの入力には敏感に、思い切った入力には鈍感に反応する等
ざっくりこんな感じだとオレは思っている
ゲームの高度化の反動が操作の複雑性に跳ね返る。最近のゲームは操作方法を習得するのに時間はかかるし、誤爆の頻度も格段に増えた。
ファミコン時代のコントローラーとPSやXBOX時代のボタン数は倍以上違う上に、切り替えで一つのボタンが兼用になってしまうとそれも当然のこと。
ゲームを楽しむというより複雑な操作方法の技術習得と誤爆のストレスとの戦いのウェイトが割かし高いのが今のゲームで、つまりは良くもまぁ若い子はゲームを楽しんでいるもんだと感心してしまう。プレイヤーと言うよりオペレーターという表現の方がふさわしいのではなかろうか
この調子だとゲーム離れが進むかもしれないし、事実操作が簡単なスマホゲームの流行は複雑化するゲームへの一つの答えと思われる。
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