GOLIATH強化週間ということで走り込みをやっているわけだが、なかなかタイムが伸びない。コーナースピードが速くないことから本来は足回りを重点的にやるべきなのだろうが足回りはバネにサスペンション車高やスタビと構成要素が多く今のオレには難しいのでギヤ比から片付けることにした。
ギヤはもっとも簡単でもっとも確実にタイムに反映されるチューニング項目だと思う。とはいっても微々たるものだけどね。ノーマルのギヤだとパワーバンドから外れがちなのでチューニングしたわけだがタイムは思ったほど変わらなかった。しかしながらチューニングすることでパワーバンドの範囲内でエンジンを使える特性に出来るから気持ちよく走れるのは良いことだと思う。とにかく走っててエンジンの音と吹け上がりが違ってくる。
今まではギヤの調整をどんぶり勘定で感覚的にやっていたわけだが、さすがにタイムも伸びないということでもう少し真剣にやることにした。そのためにはエンジン特性を把握する必要がある。ちなみに今使っているFord GT HEはエンジンスワップしてランボのV12を積んでターボ化しているわけだが特性はこんな感じになる。
ターボのおかげで低いところから一気にトルクが立ち上がって1500から最後までずっと比較的フラットなトルク特性が続く。エンジンの上の方でもトルクの落ち込みは顕著ではないから、最後までダレることなくパワーが出続ける(なんと素晴らしい特性)。つまり出力の高い上の回転域で走る方が早いわけだ。
最大トルクを考えてシフトダウンで6000くらいが良いかと思っていたが走ってみた所これだとエンジンの吹け上がりがイマイチで速度が上がらない、吹け上がりは7000より上の方が良いように思えてきてギヤ比をガチャガチャいじくり高回転域を使う味付けにした。ノーマルよりは気持ちいい吹け上がりになるがまだまだ納得出来ない。
理想としては8,500以上でシフトチェンジして7200~7300に落ちるくらいを狙っていたのだがまだまだ回転数が低い気がした。ということでテレメトリで分析。
(こちらはレブリミットの調査。上の写真のグラフの通り約8940と9000弱)
(2→3シフトチェンジ前、約8120)
(2→3シフトチェンジ後、約6670)
(3→4シフトチェンジ前)
(3→4シフトチェンジ後 約6830)
最後までパワーが上がり続けるエンジンなのに8200とレブより700低いところでシフトチェンジしています、実に持ったいない。おかげで7000弱まで落ち込んでしまい吹け上がりがイマイチになっているわけです。
ということで今はMTの特訓中。操作は大分慣れてきてATに近いタイムを出せるようになりましたが、まだまだですね。少なくともATを超えるタイムにせねば。とはいえエンジンをしっかり上まで回してシフトチェンジしているので(8500オーバーでシフトチェンジ)音は元気で吹け上がりも理想通りです。
今の時代の実車はMTよりATの方が優秀ですしゲームの方も賢くきちんとエンジンを使い切るシフトタイミングにプログラムすることも出来たでしょうが、それをやったらゲームの方もMT離れになっちゃいますからね、少しでも頑張っているMTプレイヤーに向けてのゲームプログラマーの愛情ということで。
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