安い食材ほど案外美味いものなのかもしれない

スーパーにブリの白子が売っていたのだが、サイズが大きすぎて買わなかった。値段的には全然安いのだが、食材を余らせて捨てることがどうしても気分が悪く、買いたい気持ちは山々だったのだが、安さやコスパよりも余らせて捨てる後悔や勿体なさが優先したからだ。

ブリの白子のことが頭から離れず帰ってからどんな調理方法が出来るのか、味はどんなものか調べてみたら、これがなかなか美味らしく、しかも春先しか食えない食材ということで少々後悔している。次見つけたら必ず買おうと思っている。

ブリの白子がいい例だけど、珍しいマニアックな食材というのは、調理方法が分からなかったり、味も得体もしれないという事でなかなか人が手出しをしないぶん、破格の値段で売られていることも多い。勇気を振り絞って買ってみると、この手の食材は旬のものが多いのでこれが中々美味しい。

具体例を挙げれば、秋鮭の白子は美味いし、牛のすじ肉も煮込むとかなり美味い、野菜や果物は例外なく旬のものが質、量ともに最高、サイコロステーキも捨てるような部位の寄せ集めなのだろうけど、これも美味くてご飯がすすむ。安い硬いステーキ肉も脂身が入ったものならば歯ごたえがあってこれが案外うまかったりする。

逆に高級食材と言われるものは値段に応じて期待にこたえてくれるものでもない。高級焼き肉が値段ほど美味いとは思えず、世界の三台珍味なんて不味くはないが美味いものとは思えない。キャビアなんかより確実にいくらの方が美味いと思うし、フォアグラよりブリやサンマの刺身の方が美味いと思う。

結局食い物の値段というのは味ではなく需要と供給や希少性で決まる部分が多いから、値付けというのはいい加減なものである。

Pocket
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

タイトルとURLをコピーしました